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本記事は以下のような人におすすめです。
- PDF版って安いけど実際どうなの?
- PDF版にするか、教材配送にするかどうしよう?
- PDFを印刷したいけど、手順が分からない
それでは、PDFの印刷手順を徹底解説します!
【結論】これが気にならないならPDF版でOK
- 印刷とスケジュール管理の手間 ➡親の負担増加
- 仕上がりの安っぽさ ➡子供の意欲低下の可能性
PDF版か教材配送か悩んでいる方はこちらをご覧ください。
≫【コナンゼミ通信教育】「PDF版」と「教材配送」はどちらが良いの?
STEP1:印刷前の事前知識
まずは印刷する前の知識として、3点ほど頭の片隅に入れておきましょう。
①印刷枚数を知っておこう
小3の4月号を例に表にしました。ページ数は「PDFファイルのページ数」です。
教科名 | ページ数 |
算数 | 36 |
国語 | 34 |
思考の達人ツール | 2 |
複合教科 | 2 |
答え合わせブック | 32 |
表紙 | 4 |
合計 | 110 |
全ページ数は110ページです。
両面印刷の場合は半分になるため、約55ページです。厳密には、表紙などは片面印刷になるため、完全に半分の枚数ではありません。
ちなみに、値段の目安ですが、
コピー用紙は500枚入りで300円くらいで売られているので、1枚あたりの単価は約0.6円とすると、
- 片面印刷の場合は 約66円
- 両面印刷の場合は 約33円
となります。
コピー用紙だけで考えると、1カ月あたり約33円の差が出ますが、そこまで金額の差はありません。
※インク代は別途かかります。
②PDFはダウンロードできない
PDF版はダウンロード自体はできますが、ダウンロードしたPDFファイルは閲覧権限がないため見ることができません。
パソコン上にPDFファイルを保存できません
PDFを見たときに「ダウンロード」がクリックできるようになっているので、ダウンロードしてみましたが「保存しての閲覧は許可されていません。」という警告文が出て、見ることができませんでした。
▼ダウンロードエラーとなります。
▼公式サイトでも「データの保存はできません。」と記載があります。
③印刷後のイメージをする
私は、かつて何も考えずに『片面印刷』してみましたが、紙をバラバラな状態で管理するのが面倒だと気付き、とても後悔しました。
その後、製本のイメージに近づけるために『両面印刷』してみましたが、ズレた状態で両面印刷となってしまい大失敗しました。なぜページがズレたのかは、STEP2で説明します。
以下に片面印刷、両面印刷のメリットとデメリットを上げます。
③ー1:【片面印刷の場合】印刷はカンタンだが親の教材管理が必要
片面印刷のメリットは、両面印刷のように特に気にせず印刷すれば終わりなので印刷が簡単である点です。
しかしながらデメリットもあります。以下の写真のように、冊子タイプにすることができません。見開きで1日分となっているため、「片面印刷」だとパンチで穴をあけてファイルで管理が難しいです。
冊子タイプのようにできないということは、大量の紙をバラバラで管理することになります。その管理を子供自身でできればいいですが、我が家の場合はできなかったので親が管理していました。
こういった問題点が我が家ではありました。
- 紙がバラバラなので、全体を俯瞰(ふかん)しづらく予定を立てづらい
- 親が、紙も予定も管理することになる可能性あり
- 床に大量の紙が散らばったり、踏みつけられたりしてプチストレス
③ー2:【両面印刷の場合】製本後のイメージをしないと印刷で大失敗する
両面印刷は冊子タイプに近づけることはできますが、印刷・製本の手間がかかります。後述する「両面印刷の手順・注意点」を参照してください。
デメリットとしては、両面印刷だと裏に文字が移ることがあります。コピー機の性能やコピー用紙の厚みによるとは思います。
また、国語と算数はうまく冊子のように印刷できますが、「思考の達人ツール」と「複合教科問題」についてはうまくできない部分もありました。後述します。
両面印刷は完璧な手段ではないので、オススメとは言い切れません。
STEP2:両面印刷後のイメージをもつ
※片面印刷の方はこの章(STEP22丁目)を飛ばしてください
両面印刷の場合は、作成後の「冊子」をイメージをしておくことが重要です。
順番に説明していきます。
①算数と国語のページの開き方の違い
ワークブックも答えも、算数と国語を合わせて1冊です。算数は左から開いて、国語は右から開くようになっています。
②ワークブックのページ構成を理解する
これは算数のワークブックのイメージで、算数の場合のワークブック(冊子)を上から順に1枚目として数えたときに、おもて面と裏面になにが記載されているかを絵にしました。
- 1枚目 : おもて面が「表紙」、うら面は「今月号の説明」
- 2枚目以降: おもて面から「問題」が始まります
次は実際に実物で説明します。
算数のワークブックのイメージ
算数のワークブックの表紙です。
表紙を開くと、表紙の裏に「今月号の説明」があり、次のページに問題があります。
コナンゼミの特徴ですが、問題の1ページ目は1ページのみで完結する問題になっています。※小3コースを例にしています
1ページ目をめくると、見開き1ページで1日分の問題量となります。
国語のワークブックのイメージ
国語のワークブックも算数と構成は同じです。
まず国語のワークブックの表紙です。
表紙を開くと、表紙の裏に「今月号の説明」があり、次のページに問題があります。
こちらも算数と同様に、初回の1ページ分だけで問題が完結するようになっています。
1ページ目をめくると、見開き1ページで1日分の問題量となります。
思考の達人ツールと複合教科問題のワークブックのイメージ
「思考の達人ツール」と「複合教科問題」も同じ冊子の中に含まれています。
ちょうど算数と国語のつなぎの部分で、真ん中あたりに「思考の達人ツール」と「複合教科問題」が掲載されています。
なんとなくイメージできたでしょうか?
③PDFファイルの構成を理解する
コナンのPDF版のWEBページ上、「ワークブック表紙」と「ワークブック」はPDFファイルが分かれています。
※説明の便宜上、「ワークブック表紙」をPDF(A)、「ワークブック」をPDF(B)とします。
先ほど説明した冊子を作ろうとすると、「表紙」はPDF(A)なので普通に印刷して問題ありませんが、
PDF(B)を両面印刷すると、「今月号の説明」がおもて面になり、算数1ページ目がうら面なってしまいます。
つまり、この順に印刷しないと冊子タイプのように作れません。
- PDF(A)は、普通に印刷
- PDF(B)の1ページ目「今月号の説明」のみ片面印刷
- PDF(B)の2ページ目~最終ページまで両面印刷
ワークブックの印刷【両面印刷の場合】
2回に分けて印刷しないとミスします。
④【補足】国語・算数以外の印刷方法について
国語と算数のワークブック以外の印刷についても補足します。
思考の達人ツールと複合教科問題
小3の場合ですが、「思考の達人ツール」と「複合教科問題」のワークブックのページ数は
- 思考の達人ツール(ワークブック) 2ページ
- 複合教科問題 (ワークブック) 2ページ
でした。
いずれも見開き1ページなので、2ページを両面印刷にすると見開き1ページにできません。
そのため、「片面印刷」にするのが良いです。
答え合わせブック
答え合わせブックに関しては、片面でも両面でも特に支障がないのでお好みで大丈夫です。
STEP3:印刷
印刷までの手順はとても簡単です。
3-①:コナンゼミの会員サイトにログイン
コナンゼミの会員サイトにログインします。
会員ID(20桁)とパスワード(半角英数字)を入力。
3-②:会員専用の画面で「教材PDF版」を選択
会員専用画面で「教材PDF版」をクリックします。
3-③:どのデータを印刷するか選択
「●月号」を指定して、印刷したい教科の「ワークブック」「答え合わせブック」をクリックします。
3-④:PDFを印刷する
画面にある「印刷マーク」ボタンをクリックして印刷します。
STEP4:製本
最後に製本です。左がPDF版を印刷したもので、右が教材配送のワークブックです。
※片面印刷の方はこの章(STEP4)を飛ばしてください
製本する際は、パンチで穴をあけてヒモでつづると、子供が勉強する際に手のジャマにならないと思います。リングファイルだとおそらく子供が取り組みにくいです。
まとめ:片面印刷も両面印刷も手間がかかる
長々と書きましたが、片面印刷にした場合、子供が紙を管理できないと親が管理することになり、大変です。
両面印刷も意外とコツが必要です。両面印刷にするくらいなら教材配送にした方が良いと思います。
以下に結論をまとめます。
絶対にコスパ重視&親が管理する手間が増えても大丈夫な人
「PDF版」で片面印刷がおすすめ!