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子供が自分から『やる気になって勉強』してくれればよいなぁ
と感じることはないでしょうか。大人でも何か目標をもってやる気を出すというのは難しいことだと思います。
子供ももちろん大変なことです。でも勉強やスポーツでやる気を継続して、困難に立ち向かう経験をしてほしい!と思う方も少なくないはず。
そんな悩める親御さんに今回モチベーションを持つこと、継続の方法について詳しく説明した本を紹介します。
子どものやる気スイッチならぬモチベーションアップについて、私になりに参考になった点について説明しますね。
「神モチベーション」作者の紹介
神モチベーションの作者は「星渉」さん。1983年生まれで宮城県仙台市出身です。
主な著書は以下の通り。
- 神メンタル 人生は心の強さが9割
- 神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り
- 神モチベーション 「やる気しだい」で人生は思い通り
累計8冊で合計48万部を出版されています。
Amazonレビューでも評価が高く、私自身とても気になっていました。
本屋さんでよく見かけたっピ!
【モチベの種類】第3のモチベーションを利用
ここでまず、モチベーションの種類を紹介します。
- ハイモチベーション
- アクションモチベーション
- ギャップモチベーション
1番目のハイモチベーションは、一時的な興奮状態でいるため短期間のモチベーションで疲れやすいのが特徴です。
2番目のアクションモチベーションは、やる気が出ないならまず行動すればやる気が出てくる、というものです。アクションモチベーションは行動するまでの難易度が高いです。意志が強い人向けであると言えます。
3番目のギャップモチベーションは、1番目と2番目の良いとこ取りをしたもので、やる気を味方につける方法。「やる気を出さないで勝手に動けてしまう」ので、身につけてしまえば鬼に金棒状態です。
「ギャップモチベーション」を利用するのがいいっピね!
方法①ギャップを埋めたい気持ちを利用する
ギャップモチベーションは、ギャップを埋めたい気持ちを利用します。
ポイントは
- 未来記憶:『なりたい未来』を感情と一緒にイメージする
- 過去記憶:『体験の数』を増やす
の2つです。
未来記憶を具体的にイメージする
未来記憶(=自分がなりたい未来)とは、例えばカルタ大会で去年は3位だったけれども今年こそは1位になりたい。1位になって表彰式でトロフィーをもらい、みんなから賞賛を受けて笑顔になっている(=感情と一緒にイメージ)。これをずっと想像することです。実際はまだ1位になっていないし、1位になるための行動が必要なので何カ月も前から自主練習を行うようになるということです。
体験の数が増えるということは、過去の記憶(=過去記憶)がふえるということです、体験の数が増えると、今の自分と過去の自分を比較してギャップを感じる数が増えます。
つまり、体験の数が増えるとギャップモチベーションが生まれる機会が増えるのです。
ギャップモチベーションの実践手順を紹介します。
- 未来記憶をイメージ、音声、感情、動作の4つで作る
- 1.を何回も思い出し体験する(最低5回以上)
- 2.を毎日繰り返す
以上、簡単に書きましたが、毎日繰り返すのは大変と思われたかもいるかもしれません。面倒だという人向けに便利なやり方があるのですが、詳しくは書籍のP.75~79を参照してみてください。
方法②未来体験の先取りをする
未来体験の先取りとは、未来に起こることをできる範囲で体験してみるということです。
「引っ越したいと思っている物件の内見に行く」
引用元:書籍『神モチベーション「やる気しだい」で人生は思い通り』
「引っ越したいと思っている街に行く」などが未来体験の先取りになります
そうすることで、現実と未来記憶のギャップをとても強く感じます。つまり、ギャップモチベーションが強まります。
未来体験の先取りによって、あるご家庭で息子さんの受験に活用することで見事合格をつかんだ事例があります。参考になるので紹介します。
受験前から息子さんに「なぜ志望校に合格することができたのか?」とインタビューすることで、息子さんに、志望校に合格をした人という未来の体験を先取りさせていました。(本文から一部抜粋)
引用元:書籍『神モチベーション「やる気しだい」で人生は思い通り』
メンタル強くないと使えないワザかもしれないけど、良いアイデアっクマね
子育て活かせるやる気の作り方
子供のやる気を上げるために書籍からいくつかアイデアを紹介しますね。
より具体的な目標を立てて力にする
数値や具体的な言葉を使って、明確な目標を立てることでやる気がアップするというもの。
例えば以下のように
今年中に旅行する。
だと目標があいまいです。
今年の5月3日~4日に沖縄に家族4人で旅行する。
日にちや場所を決めてしまうことでより目標が明確になります。
明確になることで頭にイメージがわくので、やる気のパワーがみなぎってきます。
良い結果が出たら「努力」に対して喜ぶ
良い結果が出たとしても、結果に対して喜ぶのはよくありません。
結果が出るまでの過程において、大変だったことや苦労したこともセットで喜びましょう。つらい経験をしたからこそ良い結果が出たのだから、次にまた良い結果を出したいから努力したい!という努力体質になりやすいのだそう。
超一流アスリートがメダルを獲得したときには、必ずと言っていいほど「メダルを獲得できたのは、この4年間の厳しい練習があったからです」と結果だけではなく、そのプロセスも振り返り、結果だけに喜ぶことはしていません。
引用元:書籍『神モチベーション「やる気しだい」で人生は思い通り』
『結果より過程』。耳が痛いけどそうだと思うクマ。
ギャップモチベーションで子供のやる気を上げよう
モチベーションの種類は以下の3つありました。
- ハイモチベーション
- アクションモチベーション
- ギャップモチベーション
この中の3番目の「ギャップモチベーション」を利用することでやる気が上がります。
また、
- 未来記憶をイメージトレーニングする
- 過去記憶(体験)を増やす
ことによってギャップを大きくし、ギャップモチベーションの効果を上げることを説明しました。
当記事でご紹介しきれなかったですが、以下の項目も必見です。
- あなたのモチベーションタイプを3つに分類(P.3~4)
- やる気の壁を突破するトレーニングレベル1~9(最終章P.246 ~)
星渉さんの書籍「神モチベーション」を簡単に要約しましたが、詳しい内容についてはぜひ書籍を手に取って読んでいただきたいです。
気になる方はぜひ書籍を読んでみてクマ